京橋界隈2001
アジアの民族美術 面と土器
Asian Tribal Arts, Masks & Neolithic Ceramics

2001年7月2日(月) - 7月19日(木) 会期中無休
A.M.11:00〜P.M.6:00

人間はその悠久の歴史から、幾多の発明、発見をしてきました。
美術の分野においても新たな表現と価値を求める希求の魂が次々に試行錯誤を繰り返しながら今日にいたり、且つ邁進しています。その一方で、現在の私たちは無数の能力と感覚を置き忘れてきてしまったり、或いは受け継ぎながらも、その力に気づかずに生活しています。
美しい釉薬に目を囚われる事は誰しもが経験するところの感覚ですが、この薬を発見する以前に人類がこんなすばらしい造形力を備えていた事に気づく人はまだまれと言わざるをえません。また、能面 、狂言面の役者がこれを使った時のその威力に感嘆する人々が多くいても、能や狂言が出来る以前に、強烈な祈りを込めて奉納された面の力強さに、心のアンテナが受信しているのに気づいている人もまた少数と言わざるをえません。
これらの作品がもつ力は現代の私たちが求める未知の感覚に十分答えうるものと信じてやみません。
中国 良渚文化 BC3300〜2200年
黒陶三足土器 10.5x16x14cm h
日本、九州奉納面神王、インドネシア、スマトラ島バタック族祭礼仮面 等10点
日本、縄文時代中期 阿玉台式土器、中国、良渚文化黒陶三足土器、タイランド、バンチェン彩 土器 等30点
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